勝利へのこだわり
ロシアW杯、日本はポーランドに0-1で負けたものの
決勝トーナメント進出を決めました・・・。
ただし、日本の戦い方には賛否あったようです。
実際、日本は後半35分過ぎからボールを回しながら仕掛けることはせず、
対するポーランドも適当な距離を保って詰めることはなく・・・
次第に大きくなっていくブーイングの中、
試合は、見ていてなにか異様な雰囲気でした。
なぜ、1点取りに行って自力での予選突破を目指さなかったのか ?
自分も含め、疑問に思った人は多数だったでしょう。
同時刻に行われていたセネガルとコロンビアの試合結果に賭けて、
安全策をとるという選択は正しかったのかと。
いや・・・それは必ずしも安全ではなかったはず。
セネガルがコロンビアに追いついていたら、
決勝トーナメントへの進出はなくなってしまうのだから。
試合後西野監督は「不本意だった」と語っていました。
結果、決勝トーナメントにコマを進めることができたことはよかった、
けど、他力に頼ったことは「不本意」だったと。
不本意だったけど、あえてその選択をした、ということに
私は「勝つ」ことへの強いこだわりを感じました。
どんなに汚い手を使っても、批判を浴びても「勝つ」という決意。
こだわりというよりはもう、執念 ? とでも言った方がいいのかな・・・。
昨日のポーランド戦、
1点を取りに行く、これまでのアグレッシブな姿勢を貫き、
仮に複数得点を取られ、グループリーグ敗退が決まったとしても
おそらく批判を浴びるようなことはなかったんじゃないかと思います。
「最後までよくがんばった。」と、慰められて満足するのではなく
批判を甘んじて受けてでも、確実に「勝利する」ことを選択した
西野監督の覚悟を見たような気がしました。
それがいい、とか悪いとかではなく、
一つの選択肢として、それもありなのかな・・・と。
美徳の国日本の、それまでの固定概念とは違う、
新しい価値観が誕生した瞬間なのではないのかな・・・と思います。